せいかつのつぶやき

日々の生活、暮らしのなかで思ったこととか

ちょっとした何かを誰かに伝えることの力

先日、リワークで自分の作ったExcelデータを何人かに見てもらう機会があった。その時、全員から開口一番「(内容どうこう以前に)とにかく見やすい!!!」と褒められた。自分としては見やすさにそこまで力を入れて作ったデータではなかったのでこの反応にはビックリしたものの、もちろんめちゃくちゃうれしかった。そのことをここ数日思い出して、その度にじわじわ…じわじわ…と幸せが胸に溢れてきている。いくつになっても褒められるのってうれしいもんです!へへ!

思い返すと、見やすいExcelデータをつくるというクセは前職で培ったものだ。色々な人と働く中で「仕事ができない人って軒並みダサいExcelデータをつくるな…?」という気付きがあったので、仕事できる人っぽく擬態するためにダサくないExcelデータをつくるコツみたいなものを独学で勉強した。離職してからというもの、「前職でわたしは何を学んだのだろう。再就職時に何がアピールできるんだろう…?」とションボリ考えることがあるけど、どうやらわたしは見やすいExcelデータをつくれる力があるようだと分かった出来事でした。わたしの武器を1つ見つけられた。よかった。

 

昨晩、ボンヤリとはてなブログを見ていたら気になるテーマがあった。

読む中で「そもそも日記に意味なんてなくていい」という言葉が出てきて、はぁ~なるほど、これはええこと書く人がおるもんや…と思って読み進めたら、なんとそれは自分の記事だった。数日前に書いた内容忘れているのもアレだし、その自分の記事に感銘を受けているんだから自分で自分が訳分からない。なんだそりゃ、だ。でも、だからこそこうやってブログに書き残すことに意味があるのかもしれないですね。

 

はてな公式さんには、このブログを取り上げていただくことがちょこちょこある。積極的にまわりと交流を持ったりすることもなく、ブログの世界の隅っこに一人ぽっちで丸まりながらただただこそこそ文字を書いたり消したりしているような人間のブログを拾ってくださって、いつもすごいなぁ…ありがたいなぁ…と思っています。今回の記事ではわたしの記事に対して「自分に合ったさまざまな媒体を使って、なんとか自分と向き合うこと、書き続けようと試みることが、わたしたちの生活をよりよくしてくれると、わたしも思います」とコメントを書いてくださっているけど、それが何よりもうれしい。わたしのブログを誰かが読んでくれて、何かしら言葉でレスポンスしてくれたってことがすごくうれしい。誰かがわたしのブログを、わたしのことを見守ってくれている気がしてうれしいです。

(そういえば、子どもの頃から作文だけは賞状を何度かもらったことがある。大学生の頃も「君の書く文章は頭が良い文章ではないが、素直でいいね」とある教授に言われた。文章を書くことも、もしかしたら自分の武器の1つかもしれない。…まぁ、これが就職時のアピールポイントにどう繋がるのかっていうとよく分かんないけど)

 

わたしは気軽に周りの人と雑談するのが苦手だ。「こんなしょーもないこと言ってその人の時間取ったら邪魔かな…」とか考えて、話しかけるのをやめることがちょいちょいある。でも、はてな公式さんがわたしの記事に応えてくれたのがすっごくうれしいように、一言二言でもいいから何かを誰かに伝えるって、日常生活でもすごく大事なことなのかもしれないなーとふと思った。そういうところからあたたかい人間関係って生まれていくし、あと、冒頭の出来事みたいにちょっとした一言二言の誉め言葉がその人にとって自信になったり気付きになったりすることもあるかもしれないから。