せいかつのつぶやき

日々の生活、暮らしのなかで思ったこととか

SexyZone活動終了に寄せて

韓国アイドル好きな友人の影響もあってわたしも時々韓国アイドルの動画をチェックする。そのうちオススメ欄にIZ*ONEが出てくるようになって、つい視聴したらまんまとハマってしまった。彼女たちが活動していた当時はその存在を認識してはいたものの正直それ以上でもそれ以下でもない程度の意識でしかなかったんだけど、だからこそ今彼女たちの過去のパフォーマンス動画などを見るにつけ、もし当時リアルタイムで追っていたらどんなに楽しかっただろうか…!と口惜しい気持ちになる。もちろんコンテンツを後追いする楽しみもあるけど、リアルタイムで楽しめるのはまた格別のドキドキワクワクがあるよね。

 

SexyZone最後のTVパフォーマンスと銘打たれた3月23日のMステを観た。なぜか?と問われるとうまく答えられないがとにかくSexyZone活動終了と真正面からなかなか向き合えず今年に入ってからはほとんどSexyZone情報を入れずに過ごしてきたわたしにとって、ラストシングルのパフォーマンスをちゃんと見たのはこれがはじめてだったのだけど、その振り付けやダンスの立ち位置、彼らの仕草の一つ一つから親切すぎるほど「SexyZoneはこれで本当に終わりです」と、一気に理解させられた感覚があった。

 

余談だけど(?)、いちふまけん厄介ファンとしては、SexyZoneも終わりだけどふまけんもこれで終了です感も強く感じてしまったなぁ。ふまけんはねぇ、あんなに大放出しないんよ。あのElectric Shockの時ですら濃厚ふまけん提供してくれなかったじゃないか君たちは。そんな彼らが背中合わせのみにとどまらず、向かい合って、手を握り合って、微笑み合ってパフォーマンスをした瞬間、「これでSexyZoneのふまけんは終わりなんだな」と、まるで花火大会の最後に怒涛の特大花火ラッシュを食らった時みたいにセンチメンタルな気持ちでいっぱいになった。

 

わたしは継続してきたもの・コストをかけてきたものを辞める決断が苦手だという自覚がある。子どもの頃は習い事も部活動もアルバイトもなんでも長く続けるわたしのその性質を褒められることが多くて気にしていなかったけど、大人になった今はそれが時に自分を苦しめることもあるよなぁ(たとえば明らかにブラックな仕事環境でもなかなか辞める決断ができず鬱になってしまった、など…Oh…)と、自分の課題の1つだと捉えている。それもあって、いちファンとして現実をまだ直視できていないくらいにはすごくさみしいけど、でも彼らの今持っているものを手放して新たな世界に挑戦する選択・SexyZoneの屋号をおろす決断にはいち人間として拍手を送りたい。

 

わたしにとっての幸運であり自慢は、SexyZoneが活動していた時代にリアルタイムで彼らの活動を追うことができたことだな~とつくづく思う。コンサートに行くたびにエンターテインメント性、完成度がどんどんアップしていて、グループとしての上昇気流を肌で感じられて、毎回すっごくドキドキわくわくした。昨年、コンサート前日に急遽復活当選でSexyZoneに会いに行けたスリリングな体験は一生忘れないと思う。SexyZoneを好きで、SexyZoneと一緒に時を過ごせて、本当によかったなぁ。

 

(…ここまで書いて思ったけど、SexyZoneは「活動終了」という文言でいいのかな?メンバー構成とグループ名が変わることについてもっとピッタリくる表現が世間にはあるのかもしれないが、今のところわたしのなかではSexyZoneは活動終了という認識なので、そのままにすることにしました)