せいかつのつぶやき

日々の生活、暮らしのなかで思ったこととか

『お洒落な個人カフェが似合う、ヘルシーでしなやかな強さを持つ生活者』

いつの間にかスターバックスの店頭にはクランベリーブリスバーが並ぶ季節がやってきた。クランベリーブリスバーにはやっぱりコーヒーが合うけれど、この時季だけ味わえるお茶、ジョイフルメドレーも大好きだからお店に行くたび何をオーダーするか困っちゃう。あー、本当にこのシーズンのスターバックスが大好きだ。うれしいな。

 ▲過去記事でも言及していたスターバックスクランベリーブリスバー

 

最近「一年3セットの服で生きる」という本を読んだ。

この本では自分のなりたい・在りたい姿をコンセプトという形で言語化して、そのコンセプトに合う服を選び身に纏おう的なことが書いてある。骨格診断とかパーソナルカラーとかは向こうから「あなたはこの服が似合いますよ」と着る服を提示してくれるのでラクっちゃラクなのに対し、この本はどこまでも自問自答することが求められるので面倒っちゃ面倒。あなたはどうありたいの?なんて言われたい?大切な価値観は?みたいな質問が次から次へと降ってくる…。でも、こういう自己を見つめて、掘り下げて、再構築して、深めていく作業ってファッションだけでなく日々そのものを自らが納得いくかたちで能動的に生きていくためにも大切な作業だよな、と思った。

 

読後、じゃあ自分のコンセプトはなんだろう?と頭をひねりひねり鉛筆をなめなめしながら一生懸命考えた結果が表題の『お洒落な個人カフェが似合う、ヘルシーでしなやかな強さを持つ生活者』です!(キーワードは、落ち着き、清潔感、爽やかさ、ひとさじの個性、愛嬌、自律と自立、愛情、慈しむ、芯、しなやかな強さ、地に足をつける、セルフコントロール、セルフケアとメンテナス、バランスの良さ…みたいな感じ)

たしかにコンセプトを決めるとその後のファッションアイテム選びが解像度高くなる感じでぐんっとラクになる。そして何と言ってもアイテム選びがたのしくなる!コンセプトを意識して買った実際のアイテムを紹介すると、こんなかんじです。

 

ハルタ ビットロッファー

少数精鋭の靴で生活するぞって決めた時、一足ローファーがあると色んなTPOに対応できていいなと思ってローファーを選んだ。(今持っている靴の全ラインナップは①ニューバランスのスニーカー②テンパレイトの雨靴③ハルタのローファー④Tevaのサンダル⑤冠婚葬祭用の黒パンプスの5足。自分にとってちょうどいい数だ)ハルタのブランドコンセプトを読むと「選んできたものがわたし」「生活の中にさりげなく溶け込める」「暮らしの一部」「真摯」「丁寧」などの言葉が並んでいて、その誠実さや地に足がついた感が自分のコンセプトとも合うな~と思ってハルタに決めた。自分のコンセプトを決めたからこそブランドのコンセプトも気になって確認したんだけど、ファッションアイテムをそのブランドコンセプトまで含めて選んだのははじめての経験で、なんだかそれってすごくいいなと思った。

 

かるいかばん

色は黒を選択。きたるべき就職活動の日を見据えて(まぁまだ先ですが…。もうちょい無職のプーさん生活させてください)自立できてA4の入る黒のトートバッグを探していたんだけど、これに決めた。決め手はめちゃくちゃ軽いこと。どうしても自分にとって切っては切れないメンタル疾病という事実を少しでもカバーするために、ファッションアイテムには「着心地の良さ」「お手入れのラクさ」が必須項目なんだな~とこの本を読みながら考えていた。背伸びしてがんばるファッションは今のわたしにはできない。そう改めて気付いたことで、「やっぱ本革がかっちょええかな…重いけど…お手入れもたいへんだけど…」とか呟いていた見栄っ張りな脳内私が消滅し、機能性重視のこのバッグを自然と選べた。デザインもシュッとしていて好み。いい買いもんしたな~。